消費税の歴史
7月 1st, 2010
参議院選を間近に控え、各政党の主義主張が明確になりつつあります。政権与党の民主党が参議院の過半数を確保できるかどうかが注目されますが、にわかに話題となっている消費税増税論議からも目が離せません。菅新総理の所信表明演説で突如明言された”消費税10%”という文言が一人歩きを始めたという状況です。
しかし増税分は、福祉、介護、財政再建に充てると言っている消費税。そもそもどういった経緯で導入されたかの歴史を知らないといけませんね。
[消費税の歴史]
消費税は一般消費者にとってとても身近な税金です。国内で行われるほとんどの取引に対して(原則的に)課税、納められた税金の使い道は特に決まっていない普通税に分類される税金です。
消費税が創設されたのは昭和63年(1988年)12月の自民党竹下内閣の時で、翌平成元年(1989年)4月1日から実施されました。当初の消費税率は3% でしたが、平成9年(1997年)4月1日より税率5%(消費税4%+地方消費税1%)へ引き上げられました。
消費税を導入するために当時うたわれたお題目は『高齢化福祉対策の為』だったとご記憶の方はいらっしゃいますか?
消費税はそもそも福祉に充てるためという理由で導入されたわけですから、今さら増税分は福祉、介護に充てると言われてもにわかには信じられませんね。今まで一般財源化されてしまっていたという経緯、福祉や介護分野にどのように使われてきたのかという説明がなければ消費税増税論議に移るわけにはいきません。